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れっずのソーシャルレンディング雑記録

熊本在住投資家れっずの、今話題のソーシャルレンディングに関するブログ。

ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違いをひもとく

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ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違いをひもとく

ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違い:クラウドファンディングの一つ

インターネットを利用した融資ツールに「ソーシャルレンディング」があります。実は、ソーシャルレンディングは数種類あるクラウドファンディングの中の、「融資型クラウドファンディング」と同一のものになります。
※なお、記事執筆の際、ソーシャルレンディング・ラボさんの記事を参考にさせてもらいました。

クラウドファンディング

クラウドファンディングは、「Crowd(群衆)」と「Funding(資金調達)」を合わせた造語です。個人や法人がプロジェクトを公開し、そのプロジェクトに資金を提供してもらえる人を募るシステムのことです。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングも、「Social(社会的な)」と「Lending(貸付)」を合わせた造語です。お金を借りたい会社(借入先)とお金を運用して増やしたい人(投資家)をマッチングするサービスのことです。

ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違い:両者の出資内容

クラウドファンディングには大きく分けて以下の4種類があります。

①購入型クラウドファンディング

新商品や新サービスの開発・提供など、特定のプロジェクトを遂行するための資金を集めるのが、購入型クラウドファンディングです。そのプロジェクトの賛同者に資金を出資してもらい、見返りとして出資者に開発商品などを提供します。

②寄付型クラウドファンディング

「寄付」であるため、基本的に出資者には見返りがありません。何らかの活動に協力してもらうことが多くなっています。

③投資型クラウドファンディング

株式型クラウドファンディングとも呼ばれており、主に未上場株式への投資になります。投資した企業から配当金や株主優待が支給されます。なお、未上場企業への投資は1社当たり50万円までと、法律によって投資額が制限されています。

④融資型クラウドファンディング

ソーシャルレンディングのことです。貸付型クラウドファンディングとも呼ばれます。多くの投資家から資金を集め、見返りとして利息が分配されます。株式型同様、金銭的なリターンを前提とした投資商品になっています。

ソーシャルレンディングのシステムは以下になります。
ソーシャルレンディング事業者が組んだ私募ファンドに投資家が出資し、資金の融資先から返済された利息の中から投資家の出資割合に応じた分配金が支給されます。つまり、毎月分配されるインカムゲインを目的とした投資です。

いわば、個人投資家が集団で貸金業者になり(匿名組合契約)、多くの事業者に融資した後、毎月定期的に利息を徴収し、償還日に元本を返済してもらいます。一種の債券投資みたいなものです。

そして、借入先と投資家の間にソーシャルレンディング事業者が仲介者として介在します。

ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違い:リスクの中身

ソーシャルレンディングは融資への投資であるため、貸倒れというリスクが存在します。つまり、融資先の業績不振や資金繰りの悪化などによって貸付金の回収が不能になるという可能性があります。そして、ソーシャルレンディングのデメリットには他にも、融資期間中は出資のキャンセルや、出資金の引出しができない規定になっています。従って、投資家には貸倒れを阻止する手段がありません。当然、ソーシャルレンディングも投資というシステムである以上、事業者が元本を保証することはありません。

ただ、ソーシャルレンディングのメリットとして、提供されているファンドの中に不動産などを担保として設定されているものが数多くあります。担保付きのファンドであれば、返済不能になった時には担保の売却金を投資金の返済に充当させることで、投資金の回収を図ることができます。

また、ソーシャルレンディングでは何種類ものファンドが提供されているため、複数のファンドに分散投資を図ることでリスクの低減化が可能になります。
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